ばあちゃんの家に住んでいた猫

私のばあちゃんの家には昔からたくさんの猫がいました。 猫屋敷というほど一度に何十匹もいたことはありませんが、 いつでも2,3匹の猫がいました。 それは私が子供のころからずっとでした。 その中でも、ばあちゃんが友達の長谷川さんからもらった、 猫の巫月と、アリスという野良猫が私は大好きでした。 巫月はとてもおとなしい猫で、 アリスという猫はその逆でかなりワンパクな猫でした。 アリスはもともと野良猫だったのですが、外に置いてある猫の餌を こっそり頂戴しにきていたところ、いつからか、 ばあちゃんの家に住みついていたのです。 そんな巫月とアリスの2匹の猫は、最初こそは仲が悪かったのですが、 次第に心を通わせて仲良くなっていきました。 私は子供心に、その光景がうれしくて、巫月とアリスを好きになっていたのです。 今ではもう巫月とアリスに会うことはできませんが、 また新しい猫がばあちゃんの家にはやってきています。